アイスプラントとは?
ハマミズナ科の塩生植物。葉や茎の表面に塩分を隔離するための透明な水泡があり、霜が降りたように見えることからの名。南アフリカ原産。食用。
塩生植物とは、塩分の含まれた湖や、海辺で育つことのできる植物です。そのため、アイスプラントを育てる際には、塩分の含まれた水を与えて育てます。自家栽培も可能な植物だそうですよ。
アイスプラントを観察してみた
見た目はこんな感じです。光にあてるとキラキラします。水の玉が茎や葉にたくさんついていて、つついてもつぶれません。(力を入れると水の玉は簡単につぶれてしまいますが・・・)不思議ですね。
加熱して少し経つと色が鮮やかな濃い緑色に変化します。水の玉はなくなりました。
加熱するなら、一瞬さっと加熱して火から下ろしてあげないとアイスプラントの個性が消えてしまいますね。
実際に食べてみた
1.水で洗ってそのままで。まずはシンプルに。
→少し塩味を感じる、後味に少し酸味が残ります。水の玉はプチっとしてて食感が楽しいです。野草っぽい味・・・?しゃっぽん(イタドリ)を思い出しました。
2.生のアイスプラントに醤油をかける。
→酸味が消えます!山盛り食べたい、という感じではないけれど、小鉢に入れて箸休めにちょうどいいです。美味しい。
3.生のアイスプラントにポン酢をかける。
→醤油よりあっさりします。酸味はポン酢の酸味になるので気にならず、美味しい。
4.醤油で炒めてみる。
→加熱しすぎてしまいました・・・個性が消えて、ちょっと苦みが出てきてます。酸味はありません。生食のほうが個人的にはおすすめです。
お値段は?
JAの直売所で購入しましたが、このぐらい入っていて120円でした。
さいごに
JAの直売所にはちょこちょこ顔を出しますが、行くたびに色んなものに出会うのでつい買いすぎてしまいます。
ものによっては、スーパーよりも安く購入できることもあって、季節の野菜を購入するにはもってこいですね。それに、スーパーには並ばないような掘り出し物の野菜が手に入るのも宝探しみたいで楽しいです。
そんな掘り出し物で初めて食べた、アイスプラント。
わざわざ加熱調理しなくてもそのままで手軽に楽しむことができます。なかなか見かけることはないかもしれませんが、機会があれば食べてみてもいいかも?ですね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。